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投稿日:2007-11-14 Wed
先日から世間をお騒がせしている「食品表示関連」ニュースでご存じの方も多いが船場吉兆 表示偽装事件 ※クリックするとgoogleのニュース検索結果に飛びます
最初に発覚した「博多のプリン」は卵(あたるとコワイ)を使っているにもかかわらず、賞味期限切れ商品をわざわざシール張り替えて売っていた点で悪質だが、
「但馬牛」事件(宮崎牛や鹿児島牛を「但馬牛」の箱に入れて売っていた)とか、「地鶏」事件(ブロイラーを地鶏として売っていた)などは、直接身体の安全に直結しないので微妙な印象。もっとも「吉兆」と言えば超高級料亭として怒濤のブランドイメージを確立していたので、ブランドの看板に大きな傷が付いたと言うところか。ヴィトンの鞄が実は中国製だった!というくらいのイメージ失墜かも(^^;)なんちゅう例え
ちなみに「吉兆」と言っても現在はいくつかのグループ会社に分かれており、それぞれが地域密着型の店舗展開をしているが、船場吉兆だけが大阪+福岡という微妙な展開をしているのは注目される。
ちなみに上記リンク先(吉兆グループ公式HP)のなかで、この事件が発覚するかなり前から船場吉兆公式HPへはリンクしてなかった。参照こちらこれらから、吉兆グループの中でも船場吉兆は特殊な存在だったのでは無かろうかと思われるが…。
ところで
今回の「地鶏」事件で、船場吉兆は鶏肉を「京都でカシワ(鶏肉の関西方言)といえばここか八起庵!」…といわれるくらい有名なここから買っていたことが発覚。
とり安。
実は京都には同名の店が多数ありややこしい。最も有名なのは祇園の水たき屋として有名なここだろうが、今回の購入先は烏丸御池にあるこっちらしい。こっちも結構有名な店かも。…で、今回の騒動で「言ってることが違う!」とまたまたもめているようです。
「船場吉兆に一度も『地鶏』と言っていない」 鶏肉店主証言http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071110/crm0711102358028-n1.htm
2007.11.10 23:58
高級料亭吉兆グループの船場吉兆(大阪市)が産地や原材料を偽装していた問題で、同社に鶏肉を出荷していた京都市の老舗鶏肉専門店「とり安」の男性店主(63)が10日、産経新聞の取材に対し、「(同社との)取引は約15年間に及び、書類にも『地鶏』と書いたことは一度もない」と証言した。偽装が発覚した際、同社は「裏切られた」として店主側に非があるとの立場を強調していた。
店主によると、船場吉兆と取引を始めたのは約15年前。夕方、店じまいをするために掃除をしていたところ、1人の男性が突然、「鶏は残っていますか」と姿をみせ、店内に残っていた鶏肉を買って帰った。翌日、男性から電話で「父親も『これはおいしい』と喜んでいる」と謝意を伝えられ、付き合いが始まったという。
半年後、発送先となっていた店に電話したことがきっかけで、この男性が船場吉兆の湯木正徳社長で、鶏肉をほめてくれたのが国内の料理界で初めて文化功労者に選ばれた料理人、湯木貞一さん(故人)だと知った。
「腰を抜かした。父親といったら、先代の社長さんでしょう。料理の神様みたいな人ですから」
それ以来、店主は同社に卸す肉は家族のだれにも触らせず、1人でさばき続けた。ただ、取引の際に渡す請求書や領収書に『地鶏』と記したことは一度もなかったという。
しかし、同社が商品の「地鶏こがねみそ漬け」「地鶏すき焼き」にブロイラーを使用していた偽装が発覚した9日、同社側から「だましたのか」「地鶏と思っていたのに」などと責められた。湯木社長らが会見で「業者には地鶏と注文し、1キロ5500円の高値で購入していた。裏切られた」などと話したことに衝撃を受けた。
「うちは一言も地鶏と言っていないし、店にも若鶏専門店と書いている。若鶏といえばブロイラーだし、15年にわたって誠心誠意、最高級のブロイラーを卸してきたのに…。一体これまでの信頼関係は何だったのか」
店主は今、怒りよりもむなしさの方が強いという。
…た、たしかに「若鶏」といえば単に若い鶏のことであって、ブロイラーでも地鶏でもいいわけですが…由緒ありげな門構えの店で「若鶏専門店」という看板で売られるとついその肉は地鶏だと思いこんでしまう日本人の感性(^^;)…お互い雰囲気に流されないように気をつけましょう…。
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